2年程前から、自分と向き合うためのノート習慣を始めました。
書く内容は、心の動いた出来事、気づき、素直な気持ち、心に留めておきたい言葉など。
アウトプットを通して、自分を知り自分を整えることで、心地よく過ごせているように感じ、
今やノートに向かう時間は生活の一部になっています。
そんな私なりのノート習慣について書いてみます。
始めたきっかけ
ノート習慣を始めたきっかけは、自分と向き合うためでした。
HSP気質からか、自分の本音や本心が分からなくなることがよくありました。
周りに合わせたり、普通こうするのが正解だよな〜という選択を重ねて、
上滑りな感覚で何となく日々を過ごしてしまうことが多々…。
また、頭の中では、考え事が散らばっていて同じ悩みや考えごとの繰り返し。
そのため、自分と上手に付き合うため、自分を理解するため、
頭や心をスッキリさせるためにノートに向かうようになりました。
どんなことを書いているか
最初は、1日の終わりに、感情が動いた出来事とその時の気持ちを日記のような感覚で書き始めました。
慣れてきたら、私は何のため(なぜ)こう感じたのだろう?と深掘りしてみたり。
頭の中で考えていた(考えている)ことも、こまめにメモするようになりました。
ノート習慣のコツ
最初からすんなり習慣にできた訳ではありませんでした。
ノートに書き留める癖をつけたいと思っていましたが、なかなか続かずにいました。
(日記も三日以上続いたことはない…)
どうして続けられているの?と聞かれ、私自身も続けるコツを
振り返るきっかけがありましたので、まとめてみます。
キレイに書こうとしない
きれいな字で書く、内容をきれいにまとめようと意識しすぎないことです。
それよりも意識するのは、自分の本音や本心を掴んでノートに書き落とすこと。
以前の私は、新品のノートを用意して美しく丁寧に書こうとしてましたが、
「キレイに書こうとする」ことを辞めて、続けやすくなりました。
とりあえず書いてみる、でもがんばらない
とりあえずペンを持って、3行くらい書いてみる。
(最初は書こうと意識して書いてみると、徐々に書き慣れていきます。)
書くことが思い浮かばなければ、今日一日、嬉しかったことや悲しかったこと、
モヤモヤしたこと、ふと思ったこと、振り返ってみてください。
ただ、今日はこれ以上書き進められない!というときは、頑張って書こうとしないことです。
(苦になると続かないので、あくまでの自分のペースで)
正直に書く
ノートは、どんな内容も良いも悪いも何も言わずに受け止めてくれる場所。
こんなこと書いてもいいのかな…と思うことも、
勇気を持って、素直に書いてみるとスッキリします。
(誰にも見せないものだから大丈夫!気づけば、何でも抵抗なく書けるようになりました 笑)
素直というのは、自分の状態と気持ちに素直でいるということ。
捻くれていたり、意地を張っていてはダメということではなく、
捻くれや意地っ張りの気持ちも素直に書いてOKです。
ポジティブに書こうとしない
自分を知るためには、自分に嘘をつかないで書くことです。
私自身、ポジティブに書こうとしたり、ネガティブな内容は書かないほうがいい、と思っていました。
しかし、素で居られない人の前では居心地が悪いように、ノートに向かうことが窮屈になってしまいます。
ノートの前で、いい人ぶる必要はありません。笑
無理矢理自分の気持ちをポジティブに矯正したり、良いことを書こうとせず、
「悲しい、むかついた、辛い」そのままの気持ちを素直に書いてみてください。
ノート時間は自分との時間
「私、他人には言わないような厳しいことを自分に言ってるんだな」
「前も同じようなこと思っていた!これが私の思考ぐせなのかな?」
「私の好きなことって〇〇が共通している!」
「あの時に言われたこと、結構ショックだったんだなぁ・・」
頭に置いたまま、何となく感じたままにしておくのではなく、言語化することで
このように自分の状態を客観的に把握することができ、自己理解が深まります。
また、1年前はこんなことしてたんだ!と見返して自分の変化に気づいたり、
過去の自分がメモしていた言葉に励まされることもあります。
自分と向き合うってどうしたら?という人はもちろん、
どんな人にもおすすめしたいノート習慣です♪
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