亡くなった翌日に、家族でお別れ式をしました。
亡くなった日の夜に私の主人も実家に来てくれて、
妹(次女)夫婦も、妹(三女)も翌朝に駆けつけてくれました。
休日だったため、皆が都合をつけて集まれる日だったことは幸いでした。
好きだったご飯やお花を手向けました。
ココのお腹には痛々しい手術痕があったのですが、その部分は布で覆ってくれたり、
丁寧に私たちの思いを汲んで挙行してくださり、安心してお別れをすることができました。
皆でメッセージも書きました。(お世話になったはこちらの葬儀屋さんです。)
火葬後に、お骨上げをしてくださりました。
(写真は載せてませんが、骨になっても、かわいかった・・・)
悲しい気持ちが収まることも、涙が枯れることもありませんが、
お葬式をして、気持ちを一旦一区切りすることができました。
辛さや悲しみを分かち合える人がいることは、有り難いことに感じました。
亡くなる瞬間は、家で私一人で見取りました。
覚悟はしていたものの、いざとなったら一人では受け止めきれず・・・
すぐに家族にLINEを入れて連絡がついたこと、
お昼休憩に入った母がすぐに家に帰ってきてくれたことで、
その場所その瞬間で一人で抱えきれない悲しみを、一緒に感じることができました。
お別れ式の夜、実家を出て帰宅しましたが、翌朝母から
「カーテンを開けるのが怖い」と連絡があり・・・
(お外が大好きなので、昼間はお庭で過ごしていました)
悲しみは比べられるものではないと思いますが、
5年間一緒に暮らしていた父母(特に母)の気持ちを考えると、心が張り裂けそうになります。
私は、ヨガ哲学や精神世界を知ることを通して、物事の捉え方が変わっていたのですが、
死生観にも触れることで「死」に対する捉え方の視野が広がりました。
「死」のみに限らず、悲しい時や心が折れそうな時には、そんな気持ちを大切にしながらも、
少しでも前を向ける、楽になれる、幸せに思える考え方を持っていられると良いなと思っています。
【肉体は魂の入れ物であり、肉体を脱いでも(=死)、魂は生き続けて転生を繰り返す。
魂が、今世を離れるときは、心の感覚(幸せだった記憶)を持って行って、次の肉体に向かう。
肉体的な死は、新しい生の始まりである。】
だから、感謝を沢山伝えて、来世でも楽しくに暮らせるようお祈りしよう。
ココの魂は、きっと暫くは近くで見守ってくれている。
魂は見えないけど、思い出したらきっとココは嬉しいだろうし、想像してお話ししてみよう^^
なんて、母に話したりしました。
とはいえ、死というものは、やはり悲しいこと・・・。
でも、命あるものは、生まれた瞬間から死に向かうのは人間も動物も同じ。
幸せな「死」を考えることは、幸せな「生」を考えること。
尊い命とのお別れにゆっくり向き合うことができ、
悲しいけれど幸せな経験できたことに、ただ感謝が溢れます。
改めて、家族や周りの大切な人たちと共に今を生きる幸せを
噛み締めて毎日を過ごしていきたいと思いました。
ココ、お父さんとお母さんのこと見守っていてね!よろしくね♪
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